オイリードライって何?正しくケアするポイントとは!

オイリードライ肌を改善するための正しいスキンケアとはどのような方法なのでしょうか。
ベタつくけど乾燥するという厄介な肌質であるため、
スキンケアには何かコツがあるのかと疑問に思う方もいるでしょう。

ここではオイリードライ肌を改善するためのお手入れをまとめました。

混合肌とも呼ばれるオイリードライ肌の正体って?

オイリードライ肌は、別名「混合肌」「インナードライ肌」とも言います。

どれも定義は同じですが、メーカーやショップによって呼び方が違います。
脂性肌と乾燥肌の要素を持ち合わせており、多くは以下のような症状をオイリードライ肌と呼びます。

  • TゾーンがベタついてUゾーンが乾燥する…など部分ごとの肌質が違う
  • 皮脂でベタつくのに、化粧ノリが悪い、つっぱる…など乾燥肌の症状がある

肌質や状態は、水分量と皮脂量で決まるのですが、インナードライ肌は、顔全体が水分量は、正常より少なく、皮脂量は、正常より多い状態です。

乾燥するのにベタつく肌質は、日本人でもっとも多い肌質だと言っても過言ではありません。ところが勘違いケアによって症状を悪化させている人が多いのが現実です。

ではどのようにスキンケアをしていけばいいのでしょうか。

乾燥が原因?混合肌にとってのNGスキンケアとは?

顔の部分ごとに肌質が違う理由は、皮脂腺の数や女性ホルモンの影響が関係しています。

基本的にTゾーンは皮脂腺が多いのでベタつき、
Uゾーンは皮脂腺が少なく乾燥しやすい傾向にあり、
ホルモンバランスの影響を受けやすいパーツでもあります。

皮脂線などの影響によってパーツごとのベタつきに違いがありますが、
混合肌と呼ばれるオイリードライ肌の原因の多くは
脂性肌ではなく肌の乾燥なので注意しましょう。

肌は本来適度な皮脂で覆われることによって、皮膚を保湿しています。
ところが、過剰なスキンケアなどによって皮脂が奪われてしまうと、
肌が乾燥の危機に陥っていると判断し、皮脂を過剰分泌します。
このように乾燥肌は脂性肌のようなベタつきを招いてしまいます。

オイリードライ肌は一見ベタついているので脂性肌のようなさっぱりとしたケアに走りがちですが、よけいに乾燥をひどくしベタつきを招いてしまいます。

オイリードライを改善するためのスキンケアのポイント

では、オイリードライを改善するにはどのようにすればいいか、
その具体的なポイントを見ていきましょう!

混合肌の場合は皮脂を取りすぎないようにする

まずはオイリードライ肌のスキンケアでは皮脂を取りすぎないケアをしましょう。

ミルククレンジングを使い、洗顔料は界面活性剤不使用のものがベストです。

すすぎはぬるま湯以下の温度の水でたっぷりすすぎましょう。
改善されない場合は洗顔を水だけに替えてもOKです。トラブル肌に皮膚科医もすすめる方法だから安心ですよ。

過剰な洗顔はベタつきの大きな原因ですが、
油取り紙もごっそり皮脂を奪ってしまうのでやめましょう。

代わりにティッシュオフにすると、適度に皮脂を吸収してうるおいを残してくれるのでおすすめです♪

オイリードライに効果的な化粧水でケアしよう

まず化粧水はコラーゲンなどの水溶性保湿成分を、
乳液やクリームはセラミドなどの油溶性保湿成分を使いましょう!

化粧水は肌の吸い込みが悪くなるまでしっかり与えてください。
コットンパックやマスクパックを使うのもOKです。

保湿の高い美容液をつけ、最後は乳液も忘れずに使いましょう。

基本はここまでですが、
Uゾーンが過剰に乾燥する場合はクリームを重ねづけしてください。

たっぷりつけることで保湿力がアップするのでおすすめです。
肌状態は日ごとに変わるのでその都度合ったスキンケアを追加すると効果的ですよ。

濡れた肌を拭き取ることで、オイリードライを予防!

運動して汗をかいたとき、お風呂上りは、すぐに水分を拭き取ってください。

汗をかいて乾くとき、皮膚の水分も一緒に蒸発してしまい、乾燥を招いてしまいます。
コットンやマスクパックなども乾燥した状態で長時間放置してしまうと、
コットンやマスクが肌の水分を奪っていきます。

揮発性のある化粧水も、肌の水分を蒸発させてしまうので、できれば避ける方が安心ですね。

マスクパックは商品ごとの時間を待って使いましょう。
コットンパックはさっぱりタイプの化粧水の場合は1、2分程度、
ジェルタイプの場合は10分程度を目安に使ってください。

オイリードライ肌を改善する正しいスキンケアは、
基本的に乾燥肌のケアと変わりません。

おおよそ脂性肌だと勘違いして逆のケアをしてしまいがちですが、今すぐやめることをオススメします。

また、肌のお手入れと同時に規則正しい生活習慣も見直し、
ホルモンバランスを整えるのもベタつきやカサつきを防ぐコツですよ。

自分の肌質を知って正しいケアをしよう!

オイリードライ肌の人は、肌表面のテカリを気にしすぎることで、間違ったスキンケアやエイジングケアをしてしまいがちです。

そのまま間違ったケアを続けていれば当然、乾燥状態が続き、ますます悪化してしまう恐れがあります。

自分のお肌が、脂性肌なのかオイリードライ肌なのかをしっかり見極めること。
それが、オイリードライ肌を改善する第一歩です!

別ページで原因と対策をまとめてますので、そちらもチェックしてくださいね!
オイリー肌とは?知っておきたいオイリー肌の原因と対策