顔に脂漏性皮膚炎ができてしまう原因は何なのでしょうか。
またどのような症状をもたらすのか、気になる方もいるはずです。
実際にかかっている方はつらいので、改善する方法を知りたいですよね。
ここでは脂漏性皮膚炎の原因と対策について見ていきましょう。
脂漏性皮膚炎の原因とその症状は?
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大人の脂漏性皮膚炎は、皮脂の過剰分泌とマラセチア真菌という
2つの条件が重なりあったときに引き起こしてしまいます。
常在菌であるマラセチア真菌は皮脂が多い場所で大量繁殖します。
皮脂中の中性脂肪を分解し、かぶれの原因になる遊離脂肪酸を生成します。
この遊離脂肪酸の刺激によって脂漏性湿疹を招いてしまいます。
一見、皮膚に赤みを帯び、ブツブツができてしまうことから
ニキビに勘違いされることもありますが、別物です。
どちらも皮脂の過剰分泌も原因のひとつですが、
ニキビはアクネ菌の繁殖なのに対し、
脂漏性皮膚炎はマラセチア真菌の繁殖という違いがあります。
他にもかさぶた・鱗屑・皮がむけるなど、
ニキビでは見られない症状のパターンもあります。
繰り返すうえ、皮脂の過剰分泌によって引き起こしてしまうため、
Tゾーンにできやすい傾向があるでしょう。
中にはあごやうなじなどにも症状が現れることもあるので注意が必要です。
脂漏性皮膚炎にならないための対策
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脂漏性皮膚炎を予防する方法は、いったい何があるのでしょうか。
その対策は食生活にあります。
糖質や脂質の過剰摂取を控える
糖質や脂質の摂りすぎは皮脂の過剰分泌を招いてしまうので控えましょう。
脂質だけでなく、糖質の過剰摂取も皮脂の分泌量を増やししてしまうので注意が必要です。
とは言っても、皮膚の生成や代謝に必要なエネルギーが不足してしまうので、減量は禁物です。
ビタミン・ミネラル・たんぱく質とバランスよく摂り、
ジャンクフードや間食は避けましょう。
脂漏性皮膚炎が治らない、悪化してしまった場合の対処法
「食生活に注意しているけど、脂性肌がなかなか改善されない・・・・」
そういった時はどのようにすればいいのでしょうか。
実は食生活に注意すること以外に、脂漏性皮膚炎を治していく方法はあるのです!
悪化した場合は皮膚科に受診を
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炎症を引き起こしてしまった、かゆみが強くなってしまったという場合は、
皮膚科を受診しましょう。
炎症には赤味やかゆみを抑えるステロイドホルモンの
塗り薬を使うのが有効と考えられます。
また場合によっては飲み薬や、抗生物質なども処方されるでしょう。
ただ、副作用の可能性も考えられるので、
長期的な使用は避け、不安があれば医師に相談してください。
ステロイドであまり効果的でない場合は、
マラセチア菌の繁殖を抑えるために、抗真菌剤が処方されるのも一般的な治療法です。
脂漏性皮膚炎の原因菌を殺菌するため、改善が期待できるでしょう。
その他、広範囲にわたり肌荒れを起こしてしまっている場合は、
角質層の天然保湿因子を正常へ導きうるおいを高めるビタミンCが処方されます。
また、皮膚の代謝や成長を助け、健康を保つためにかかせない
ビタミンB群のビタミン剤が処方されることもあります。
漢方で改善してみるのもアリ!
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実は、脂性肌は漢方で内側からケアすることもできるんです!
漢方は、体質を改善しながら症状も治していくため、脂漏性皮膚炎の症状緩和も期待できますし、
副作用も少ないので、ぜひおすすめしたい飲み物なんです。
脂漏性皮膚炎は放置すると危険!早めに対策をしよう!
いかがでしたでしょうか
脂漏性皮膚炎は放置しておくと、悪化する危険性がありますので、
食べ物から見直しをしっかりしましょう。
どうしても、脂漏性皮膚炎が治らないときは、
皮膚科の受診もおすすめします。
また、漢方薬で治療を考えている人は、
当サイトでは、漢方でも脂性肌を改善する方法もあるので是非見てくださいね!
参考記事→オイリー肌は漢方で根本から改善できる