脂性肌でも美白を諦めない!おすすめのケア方法

脂性肌の美白スキンケアをご紹介しましょう。常にベタつきがちなオイリー肌のケアを難しいと感じる方も少なくないようですね。
くすみとベタつきのケアを同時に行うとしたら、さらにワンランク上のお手入れが必要になってくるのか、と不安になる方もいるでしょう。

まず美白は古い角質のケアからはじめよう

顔がくすんでしまう原因は古い角質の蓄積です。
通常、肌は28日周期で新しい肌に生まれ変わるターンオーバーという機能が備わっています。肌の奥で生まれた肌細胞は層状に積み重なっています。
そして新しい細胞が生まれるごとに表面に向かって徐々に押し出され、古い角質となって自然とはがれ落ちることで、新しい肌に生まれ変わります。

ところが加齢やストレス、睡眠など生活習慣の乱れなどによってターンオーバー機能が狂ってしまうと、古い角質が蓄積して肌のくすみを招いてしまいます。
よって美白ケアを行うためには、古い角質を除去して、スムーズなターンオーバーへ導く必要があります。

脂性肌のケアやターンオーバーには保湿ケアも大切

脂性肌のケアやターンオーバーには保湿ケア

基本的に脂性肌でも乾燥肌でも美白ケアの方法は変わりません。ただ肌の乾燥は古い角質の蓄積や脂性肌の原因になってしまうので、保湿ケアは非常に重要になってきます。肌がうるおい不足に傾いていると、乾燥させまいと自然にはがれ落ちるはずの古い角質が蓄積し、くすみを招いてしまいます。また肌表面を覆いうるおいをキープしている皮脂膜が間違った洗顔によってなくなってしまうと、皮脂の大量分泌を招いて肌をベタつかせてしまいます。よって脂性肌も美白ケアも保湿ケアが大切になるのです。

基本が大切。重視すべき脂性肌の美白ケア方法

 

脂性肌の美白ケアは基本が大事

ベタつきがちな脂性肌の美白ケアは特別なケアよりも、まずは基本を押さえましょう。やさしい洗顔は肌トラブル改善の一歩になるので、守ってください。美白ケアには古い角質を除去して、厚生労働省指定の美白成分でのスキンケアがおすすめです。

美白はやさしい洗顔ではじまる

皮脂膜を落してしまう洗浄力の強いクレンジング剤や洗顔をやめましょう。クレンジング剤はうるおいを守って落とすミルクタイプがベストです。洗顔料は使わずに水のみのすすぎ洗顔だけでもOK。肌の様子を見つつトラブルがないようなら、使用を中止してもかまいません。すすぎは温かさを感じない程度の水を使うのは、皮脂残してすすげるのでおすすめですよ。

角質ケアで美肌を蘇らせる

強制的に蓄積した古い角質を除去しましょう。一般的にはピーリングをおすすめしますが、肌へのダメージが強すぎてしまうのでおすすめできません。古い角質のみを選んでやさしく落とせるパックがおすすめです。また米のとぎ汁は角質除去に役立つとされているので試してみてもいいかもしれません。

厚生労働省指定の美白成分がおすすめ

医薬部外品に指定されている美白化粧品は、美白効果を高めるのに役立つとされている成分が含まれています。ただ脂性肌は敏感肌に傾きがちなパターンもあり、美白成分の中には刺激が強いものもあるので、肌に合わない場合は使用を中止してください。

厚生労働省が指定する美白成分とは?

それでは、厚生労働省が認可する美白成分にはどのようなものがあるか、見ていきましょう。

【厚生労働省指定の美白成分の種類】
ビタミンC誘導体・アルブチン・エラグ酸・プラセンタエキス・カモミラET・トラネキサム酸・リノール酸・ルシノール・t-AMCHA

脂性肌の正しい美白ケアは、保湿や古い角質のケアも大切です。これを踏まえたうえで、美白成分が入った化粧品を効果的に使いましょう。また透明感があるトラブル知らずの肌へ導くには、ターンオーバーを促すために十分な睡眠も効果的だと心得てください。

・ビタミンC誘導体

ニキビによる色素沈着の防止や、メラニン色素抑制など様々な効果を有する成分

・アルブチン

シミを予防する効果を持つ成分

・エラグ酸

植物性美白ポリフェノール。紫外線による色素沈着および、しみ・そばかすの予防効果を有する成分

・プラセンタエキス

皮膚の血行促進効果、新陳代謝作用、保湿効果など、美白および肌のターンオーバーの正常化に関する効果を有する成分

・カモミラET

メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ効果を有する成分

・トラネキサム酸

美白効果のほか、保湿や潤い効果を有する成分

・リノール酸

オリーブオイルなど主に食用油として利用される必須脂肪酸のひとつ。美白・抗炎症・保湿の効果を有する成分

・ルシノール

もみの木に含まれる成分であり、メラニンの生成を抑制し、シミを防ぐ効果を有する成分

・t-AMCHA(ティーアムチャ)

美白・肌荒れ防止、2つの効果を有する成分

大切なのは続けて使うこと

上記で紹介した美白成分は、どれも国の機関に効果が認められています。ただし、その効果を実感するためには、一定期間、ケアし続けることが大切になってきます。「薬」とはことなるため、即効性をするのではなく、ターンオーバーを繰り返しながら、その効果を実感していきましょう。

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