脂性肌に効く保湿有効成分をご紹介します!

脂性肌といえば、ベタつきに悩まされてしまいがち。残念なことに、オイリー肌は見た目にも不衛生で、大幅に女子力をダウンさせてしまいます。またメイク崩れを招いてしまうやっかいな肌質ですので、確実にケアしておきたいところでしょう。そこで、今回はベタつく肌に効果絶大な「保湿」有効成分をご紹介しましょう。

脂性肌には保湿成分が必要だった!?

脂性肌には保湿成分が必要だった!?

オイリー肌はベタベタするので、保湿よりも皮脂を取るスキンケアに走ってしまいがち。しかし実は違います!
そもそも皮脂の役割は、肌の表面をラップのように覆って、空気の乾燥や肌内部の水分蒸発を防ぐことです。

ところがベタつくからと、過剰な洗顔でラップ役をしている皮脂を落してしまったり、あぶらとり紙でどんどん皮脂を取ってしまうと、空気の乾燥などの影響をダイレクトに受けてしまうことに…。
同時に肌内部の水分蒸発を引き起こし乾燥を招いてしまうため、結果として肌は乾燥を防ごうと大量の皮脂を分泌し、ベタつきの原因になってしまうのです。

主なベタつきの原因は肌の乾燥ですので、過剰な洗顔を避けるのとともに、保湿成分を使ったスキンケアが効果的ですよ。

まずは肌状態をチェックしてみよう!「インナードライ」のチェック方法

お肌の中は乾燥中!?肌の保湿が足りずに起こる「インナードライ」
いつも顔がテカって困る・・・。そんなときはただのオイリー肌ではなく、「インナードライ」を疑ってみましょう。インナードライとは、肌の内部が乾燥してしまっている肌のことを言います。
オイリー肌の原因には、肌の保湿が十分でなく表面だけテカって、内部は乾燥しきっている・・・そんなことも考えられるのです。インナードライが原因の「オイリー肌」さんは、肌内部を十分に保湿してあげることで改善されることもありますよ♪
まずは、自分の肌が「インナードライ」になっているのか、チェックしてみましょう!

インナードライのチェック方法

1.まずは洗顔後、素肌のまま(化粧水などスキンケアをしない状態)で、15〜30分ほど放置しましょう
2.肌のつっぱりや、皮脂の分泌もなければ「普通肌」
3.顔全体がつっぱるようなら「乾燥肌」
4.顔全体にテカリが出たり、部分的にテカリや乾燥が混在している場合は「インナードライ」が考えられます。

チェックをしてみて、「インナードライ」が疑われる方は、今お使いのスキンケアアイテムに、次でご紹介する「保湿」に有効な成分が入っているかも確認。
保湿有効成分入っていない場合は、これをキッカケにより自分の肌に合ったスキンケアアイテムを見直してみましょう!

ベタつきにおすすめの「保湿」有効成分

ベタつきにおすすめの「保湿」有効成分
保湿成分をはじめとした、脂性肌におすすめの有効成分をご紹介しましょう。まず試してほしいのは、ベタつきの原因である乾燥を防ぐ保湿成分や、開いた毛穴に有効な引きしめ成分もおすすめですよ。

脂性肌にも保湿力の高いセラミドを!

セラミドは保湿成分の中で、もっとも「うるおう力」が高い成分です。
皮脂膜がなくなると、角質層に隙間ができて角質細胞間脂質が漏れ出てしまうため、バリア機能が低下して肌の乾燥を招いてしまいます。
セラミドは角質細胞間脂質の主成分です。スキンケアコスメなどを利用して肌に与えると、ダイレクトに角質層を満たし、乾燥から潤った肌へと改善へ導くのに役立つとされています。

水溶性保湿成分ならコラーゲンやヒアルロン酸

うるおいパワー№1のセラミドは、脂溶性成分のためクリームや乳液には最適と言えます。しかし化粧水には配合しても溶けず、界面活性剤が必要になるなどの理由で、不向きとされています。
また、セラミドが合わない体質の方もいるので、そのような場合はコラーゲンなどの水溶成分がおすすめです。特にコラーゲンとヒアルロン酸は保湿力が高いので魅力ですよ。

【その他の水溶性保湿成分】

MNF(天然保湿因子)・プラセンタ・グリセリン・PG・BGなど

保湿してもダメなら肌を引き締めてくれる成分も試して

いかがでしょうか。

脂性肌の改善には保湿することが最も重要になります。
基本的には保湿ケアで脂性肌を改善できる可能性は大きいので、まずはご紹介したうるおい成分を使ったケアからはじめましょう。

脂性肌に効果的な有効成分は、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分です。
また、保湿成分を含んだスキンケアと同時に、過剰な洗顔を避けるとより効果的なので、優しいスキンケアを心がけてくださいね。

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