オイリー肌を改善するためには、正しい知識とスキンケアが大切です。
多くの方が間違った知識を信じているため、脂性肌を悪化させ、ニキビなどの肌トラブルを招いているケースも少なくありません。
ここではオイリー肌の原因やケアについてまとめました。
■「オイリー肌のスキンケアはさっぱりしたもの」は間違い!
肌のベタつきの原因は皮脂ですが、落としすぎてはいけません。
悪者扱いされてしがいがちな皮脂ですが、実は肌表面にベールを張り、内部の水分蒸発を防いで保湿する役割をしています。
また雑菌から肌を守って弱酸性に保ち、肌の健康を保っています。
ところが、刺激の強いスキンケアで皮脂を落としてしまうと、皮膚が肌乾燥を察知し、肌をうるおそうと皮脂を大量に分泌します。
つまりオイリー肌の原因は肌の乾燥だったのです。
思春期はホルモンバランスが悪く、男性ホルモンの影響で皮脂を過剰分泌してしまう純粋な脂性肌ですが、20代以降の多くのオイリー肌の原因は、間違った洗顔などのスキンケアによって引き起こされているのです!
■オイリー肌のクレンジング&洗顔ポイント
多くのオイリー肌の原因となっている過剰なクレンジングや洗顔は、脂性肌の大きな原因になってしまうのでタブー。
皮脂を落としすぎないように洗いましょう。
○クレンジングはミルクorクリームタイプをチョイスしよう
クレンジングはミルククレンジングかクリームクレンジングを選びましょう。
皮脂を残しつつメイクを落とせるので、乾燥によるベタつきを防げます。
オイルクレンジングは皮脂を奪い去ってしまうためおすすめしません。
ジェルクレンジングもオイルを固形にしたものなので、同じく避けるようにしましょう。
○洗顔料は優しさ重視で選ぶ
洗顔料は界面活性剤が使われていないものを選びましょう。
界面活性剤は皮脂ごと落としてしまうのでおすすめできません。
やさしく洗えるタイプの洗顔料を使って洗うと余計な皮脂も落とせて、皮脂の過剰分泌を防げます。
もしオイリー肌がおさまらない場合は洗顔料を使わず、水だけで洗顔することをおすすめします。
皮脂膜を保ち、ベタつきや乾燥から肌を守れると皮膚科でも推奨する方法なのでぜひ試してみてください。
○すすぎは水またはぬるま湯で!
クレンジングや洗顔料のすすぎは水、またはぬるま湯を使いましょう。
お湯は皮脂を落としてしまうので絶対にやめてください。
水またはぬるま湯を使って、30回ほどすすぎを行うとベストです。
肌にクレンジングや洗顔料が残ってしまうと肌トラブルを招いてしまうので、しっかり落としてください。
■基礎化粧品でのスキンケアのポイント
正しいクレンジングや洗顔の仕上げは、たっぷりと基礎化粧品で保湿することで、肌の保水力を強化してください。
○しっとりタイプの化粧品を使おう
20歳を過ぎると肌のターンオーバーが落ち保湿力が低下してくるので、10代のころのスキンケアのままではいけません、保湿重視のケアを心がけましょう。
化粧品選びは、さっぱりよりもしっとりタイプを選べば、オイリー肌を改善へつなげられます。
○コラーゲンなどの保湿成分が含まれているものがベスト
20代以降にかかせないのが、コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドなどの保湿成分です。
保湿成分が含まれている化粧品を選んでケアしましょう、乾燥を改善しオイリー肌のケアにつながりますよ。
なかでも、もっとも強力な保湿力を持っているのがセラミドです。
脂溶性の成分なので乳液や美容液として使えば、乾燥肌の改善になりますよ!
■保湿スキンケアがオイリー肌の改善につながる!
オイリー肌の原因の多くは、肌の乾燥からくるもの。
多くの方が脂性肌の原因を勘違いしているので、正しい知識のもとでしっかりとしたスキンケアを行うのが大切です。
改善されない大人のベタつきや、ニキビはほとんどの原因は保湿不足なので保湿重視のケアを行いましょう。
別ページでは脂性肌によいとされる保湿成分をたっぷり紹介してますので参考にどうぞ♪
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