オイリー肌を改善するなら皮膚科で治すべきなのか?

もし、オイリー肌を改善したい場合は、皮膚科を利用すればいいのでしょうか。
原因がわからなければ脂性肌を治すのは難しいですよね。

特に肌のベタつきの根本原因を知っている方は少ないので、ここではしっかりと知ったうえで、皮膚科を利用すべきなのかを確認してみましょう。

オイリー肌の主な原因は間違ったスキンケアと生活習慣

オイリー肌を悪化させる原因は主に・・・「過剰なスキンケア」「生活習慣の乱れ」が挙げられます。

なぜこの2つがオイリー肌を悪化させてしまうのでしょうか。
その原因も見ていきましょう!

過剰なスキンケアによるもの

もっとも大きなオイリー肌の原因は、スキンケアの中でも特に過剰な洗顔です。

通常皮膚の表面は皮脂膜で覆われていて、肌内部の水分蒸発を防ぎ、保湿する役割を果たしています。

ところが過剰なクレンジング洗顔によって皮脂膜がなくなってしまうと肌はたちまち乾燥してしまいます。

すると、肌は乾燥の危機を感じ皮脂を大量分泌して、ベタつかせてしまいます。
肌のベタつきの原因は乾燥とも知らず、「ベタつくから…」と、こまめな洗顔を繰り返すことによってオイリー肌を定着させてしまいます。

皮脂膜を守るためには、洗浄力の強いオイルクレンジングを使わないようにしましょう。
熱いお湯でのすすぎも避け水かぬるま湯を使ってください。

洗顔は1日2回にとどめ、あまりにも改善しない場合は、ダブル洗顔をやめて、朝は水だけ、夜はクレンジングとすすぎのみにすることをおすすめします。

洗顔に気をつけるだけでも、オイリー肌は大幅に軽減されることが多いのでぜひ試しましょう。

睡眠不足などの生活習慣によるもの

生活習慣にも睡眠・ストレス・食生活などさまざまなものがありますが、特に睡眠・ストレスは肌に大きな影響を与えています。

過剰なストレスや、睡眠不足は交感神経が優位となり、男性ホルモンの分泌を過剰にし、皮脂の分泌量をアップさせてしまいます。

ストレス解消にも睡眠不足にもリラックスは重要なので、まずは自分が楽しめることや、安らげることをする習慣を生活に取り入れましょう。

睡眠はぐっすり眠る必要があるので、自分に合った睡眠をしっかりとるようにしてください。

皮膚科での脂性肌の治療方法って何があるの?

もし、どうしても治らないといった場合は医療に頼るという手もあります。

皮膚科では、脂性肌治療も行われておりますので、脂性肌治療として実際に行われているものが何か見ていきましょう!

皮脂の分泌をコントロールするビタミンCの導入

ビタミンCは皮脂の分泌をコントロールしますが、壊れやすいビタミンCを肌へ届きやすく加工したものをビタミンC誘導体と言います。

もっとも肌の奥へ届きやすいビタミンCは油溶性のビタミンC誘導体。
ビタミンC誘導体をイオン化し肌の奥へ届けることで、皮脂の分泌をコントロールするのに役立ち、ベタつきを抑えるのに効果的です。

肌細胞を活性化するフォトフェイシャルの照射

肌細胞を活性化するフラッシュを当て、照射した熱によって毛穴が引き締まり皮脂をコントロールするのに役立ちます。

他にはケミカルピーリングもありますが、副作用を踏まえるとあまりおすすめできません。
肌の乾燥を招き、肌トラブルの原因になってしまいます。

もし皮膚科でおすすめされたのなら、医師の指示にしたがって、アフターケアをしっかりするようにしましょう。

脂性肌は早めに皮膚科を受診すべき?

こまめに洗顔しても、ベタついてしまう脂性肌は皮膚科に通わないと改善しないのかと不安になる方もいるでしょう。

もちろんクリニックでは脂性肌の治療を行っていますが、はじめから医師に頼るのは早すぎます。

基本的に脂性肌の主な原因は、間違えたスキンケア生活習慣の乱れなので正していくことからはじめましょう。

もしセルフケアでオイリー肌が改善しない場合は、皮膚科での治療も考えましょう。
ビタミンC導入・フォトフェイシャル・ケミカルピーリングなどの施術で脂性肌をケアできますよ。

別の記事では、スキンケアによる脂性肌の改善方法もご紹介してますので、そちらも是非参考にしてくださいね♪
顔のベタつきの原因と正しいスキンケア方法をご紹介!はこちら